介護食の調理によく利用される食材

介護食の調理によく利用される食材

介護の現場では高齢者や身体の不自由な人などがサービスを利用していますから、介護士などがサポートすることで安全な生活を実現できています。
入浴のサポートなども用意されているので、定期的に体を綺麗にすることも可能です。
当然ながら食事面でも介護食が用意されることになりますから、高齢者などでも安心して食べることができます。
介護食の調理で多く使用される食材はいろいろとありますが、一般的には野菜がたくさん使用されることが多いです。
野菜は健康的な生活につながりますし、柔らかく煮たりすることで高齢者でも食べることができます。
旬の野菜を食材として取り入れている介護食も存在しますから、食事の内容で季節の変わり目などを知ることができるはずです。
外で自由に生活することができない分だけ、食事の内容で季節などを感じるのは大切なことになりますから、そのような点に気を配っていることも珍しくありません。

介護食としての活用度が高いのは栄養満点の豆腐

介護食は用意するのも食べさせるのもとても大変というイメージがある人も少なくありません。
しかし、身近な食材を活用することで手間もかからず、栄養もあり、美味しいものを食べさせてあげることができるのです。
その食材は豆腐です。
栄養価が高く単体でも食べやすい食材の一つですがアレンジ次第で美味しく食べることができます。
豆腐をペースト状にして野菜や肉類と混ぜ、簡単に味をつけるだけで一品完成させることができます。
介護食は食べることが困難な人、飲み込むことが大変な人にスムーズに食べてもらえることが目的ですので、ペースト状にしてしまうことが基本なのですが、まずいと口にするのも苦痛になってしまいます。
その点、単体でも美味しいものですし、シンプルな味で他の食材と混ぜてもまずくなることがない点は使い勝手が良いと言えるでしょう。
フルーツなどやきな粉などを使用することによってスイーツとしても提供することが可能ですので、レパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

筆者:生野謙

筆者プロフィール

山口県岩国市生まれ。
介護食についての気になる情報を発信しています。